第6回大会
第6回大会の出展作品をご紹介します。
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2017/11/18
11月18日に千葉県船橋港に係留されている,SHIRASE 5002のヘリ格納庫にて,第6回 気象観測機器コンテスト最終審査が行われました.
UKKからは3チーム(PENTA,磁キル博士とhide氏,FO Mk.2)が最終審査に出場し,見事「PENTA」が優秀賞(2位),「磁キル博士とhide氏」が観客賞を受賞しました.
これで,UKKは4年連続優秀賞,2年連続のW受賞となります.
最終審査には11校32チームが出場し,審査員や他校の先生にポスターセッションを行いました.審査は,2次審査時のレポートと,最終審査のポスターセッションの出来栄えで行われました.

作品





第6回 気象観測機器コンテスト
2017Examine Project 大気汚染観測衛星「PENTA」
Examine Projectと題して5年間高高度の気象観測を行ってきました.今回で5作品目ということで「PENTA」と名付けました.今年度優秀賞(2位)を受賞しました.
今年は,地上と成層圏の大気汚染物質の濃度変化を測定することを目標に機器を製作してきました.測定器にArduino,mbedを使用し,データ送信用にRaspberry piを使用しました.
今回は,機器の製作が遅れ放球時期が秋となってしまい,季節風の影響を受け機器をロストしてしまう可能性があったため,放球を断念しました.
しかし,係留実験で逆転層を観測でき審査員の興味をひく現象を測定することができました.
磁キル博士とhide (high voltage demonstrator) 氏
今年で2年目のプロジェクトとなります.題名の面白さとユニークな測定方法で会場の投票数ダントツの1位で観客賞を受賞しました.
今年は昨年度と同様に地磁気センサを用いて雷の発生を計測,実際に簡易的な雷発生装置を開発し実験と検証を行いました.計測システム,雷発生装置共に1から手作りしました.










FO Mk.Ⅱ(Flying Object Mark Ⅱ)
今年初出場のチームになります.惜しくも受賞は逃しましたが,大会史上初のペットボトルロケットを用いた気象観測で会場の目を引きました.
このプロジェクトはペットボトルロケットを用いて上空約100mまでの気象を測定し地上と上空での気象の変化を観測します.バルーンに比べて安価で手軽に実験できるのが魅力となっています.